はい、こんにちはー。
今日は、マインドセットというか、自分の人生が楽しくなるための心構え、大事な知恵の一つみたいなことをちょっと書きますねー。
僕は格言とか、ことわざみたいなのが結構好きで、心に残る言葉とか、人生の助けになりそうな言葉とか好きなんですよねー。
なんかそうした言葉って、力強くなるというか、前向きになれたりするじゃないですか(笑)
まぁ、全員がそういう人とは限らないですけど、そういう感受性が強い人が一定数いるから、偉人の名言集みたいのが売れるのかもしれませんねー。
で、「終わり良ければすべて良し」なんですけどね。この言葉、しっかり胸に刻めると、かなり頭が良くなれる言葉なんで、紹介しておきますね。
もともとはシェイクスピアの戯曲の題名らしいんですがねー。
たとえば、人生で挫折したりとか、失敗したりとか、ツラい目に合う時ってあるじゃないですか。
こうしたときって、結構へこむし、ツラいし、後悔しちゃったりしてね。思考の堂々巡りなんかも始まってしまって、大変になっちゃったりする人もいると思うんですけどね。
こういうときって冷静に考えるのが難しいですもんねー。
でもね、そうした傾向が強いときにこそ、「終わり良ければすべて良し」、この考え方をして欲しいんですね。
たとえばね、僕はむかし、けっこうハードなトレーニングをしていて、大きな大会で優勝したりね、なかなかのスポーツマンだったんですよね。
でね、やっぱトレーニングって嫌なものも結構あるのでね、こんなことしなきゃならないなんて嫌だなぁ、とかも思ってたわけです。
ところがね、その後に努力が実って優勝したときなんかには、「ああ、頑張って練習してよかったなぁ」なんて思ったわけですよ。現金なものでね(笑)
嫌な辛い時間だったり、出来事だったりしたことが、いい思い出になったんですよねー。
でもさらにところが、それから何年もたって、体を壊したときに、当時やっていた練習方法とかが体を壊してしまうやり方だったってわかったんですね。
そのときは本当に苦しくてしんどくて、なんであんな日々を送ってしまったんだって後悔してしまったんですよね。いやホントにしんどくて、人生の中でも大きな後悔でしたねー。
何が言いたいのかっていうとね。辛いハードなトレーニング自体が、いいことか悪いことだったのかって、そのときには決まらないよねー、って言いたいわけです。
自分がいま幸せだったら、過去のいまいちなことも肯定的に評価できるし、自分がいま調子悪かったら、過去のよかったはずのこともネガティブにとらえちゃったりするわけじゃないですか。
骨折したおかげでいまの彼女と出会えたなーとか、楽しくお酒を飲み過ぎたからこんな病気になっちゃったー、とかね。
これね、「人間(じんかん)万事塞翁が馬」、なんてことわざがあったりします。知らない人は検索して欲しいんですが、その出来事がいいか悪いかを決めるのは、実は出来事そのものではないんですよねー。
いいか悪いかは、その出来事を未来から評価したときに決まるんです。
ということはね、ちょっと頭を使ってほしいんですけど、未来から評価したときに決まるということは、今日や今月や今年に何が起ころうと、それがいい出来事か悪い出来事かは、その時点ではまだまだわからないし決まらない、ということがわかりますよね。
そして更に思考を進めると、その出来事がいいか悪いかは、その出来事の単独の内容ではいつまでも永久に確定しないこともわかります。
つまり、未来に過去を振り返った時に、「あれはいい出来事だったな」と評価できればいい出来事で、「あれは悪い出来事だったな」と評価すれば悪い出来事になっちゃうということです。今日、今月、今年に何が起ころうとも、出来事の中身に関係なく、です。
だから自分の人生に何が起ころうと、いつかの未来で「あれはいい出来事だったな」と評価できれば、その人生の中身はいいものなわけですね。きちんと頭を使えば、そう考えられますからね。
そしてね、そのときに過去を振り返って評価するときに、自分が幸せを感じていれば、過去の出来事をいい出来事と評価しますし、自分が不幸な感じだと、過去の出来事を悪い出来事と評価するんですね。
つまり何が言いたいかというと、何かツラいこととか後悔したりとかしているときにはね、即座に「未来で幸せになるのが解決策」だと思い出してほしいんですね。
いや、もちろんそのときは慣れていないと、なかなかムズイかもなんですけど(笑)。そう考えるクセづけを頑張って欲しいんですねー。
そのときは、どうしてこんな目にあってるんだとかね、自分のどこを反省すればいいんだとか、あのやろー許さんとか、グルグル思考が回ったりするかもしれないんですけれど。
そうしたときに自分がするべきことは一つで、自分の未来を幸せにする、なんですね。何が起ころうと、未来に幸せになれさえすれば、いまモヤモヤしたり悩んだりしている出来事も、全部素晴らしい過去になっていきますからね。
具体的にいえば、ツラかった記憶も、思い出しても大してツラくない記憶になります。あんなこともあったなぁだとか、少し遠くから見て、微笑んだり笑ったりすらできるようになります。
また、そういう段階に至れば、ツラかったことはどうでもいい記憶になりますので、大して思い出すこともなくなってきます。健忘なんていいますがね。
正直、本当にツラかった記憶はすっかり忘れてしまって、楽しみの溢れる日々になっているのが人の健康的な状態ですので、ぜひこの段階になっていただきたいんですね。子どものときって、結構こうでしたからね。
「終わり良ければすべて良し」「人間(じんかん)万事塞翁が馬」「未来の状態が、自分の過去=人生の評価(幸せ具合)を決める」
この思考に繰り返して慣れ親しんでいくと、ちょっとのツラい嫌なことで落ち込みづらくなってくるんです。
ちょっと辛いことが起きても、「あー、でも未来さえ幸せにしちゃえば、トータルでチャラというか、いまのこのあれこれも幸せになっちゃうのね」くらいの軽い態度で、幸せな未来に向かってしまうこと。
どんな出来事があっても、「未来を幸せにしちゃえばいいんじゃん!」という発想をクセにしちゃうってことです。振り返ったりせずにね。
実はこの思考に慣れてくればくるほど、精神的な馬力が出てきます。姿勢に粘りが出てくるというか、起きたことにいちいち落ち込まなくなってくるんですね。
逆に言うと、こういう「幸せな未来に突き進むのみ」という馬力が出てないほど、色々とツラい気持ちにとらわれる傾向が強いのかもしれませんけどね。
こうしたマインドセットみたいなものは、有効なものがいくつかあるので、折りに触れてもう少し書いてみますね。参考にしてみてくださいなー。